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UAVレーザーとは?

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更新日:2022年4月1日

はじめまして、先端計測部の中島と申します。



このコラムでは、当社の扱うUAVレーザーについて、そもそもUAVレーザーってなんだ?というところから少しづつ知っていただければと思い書き綴っています。



ちなみに、当社で所持しているレーザー機材については、HP上のこちらにて掲載されています。

詳しい仕様について知りたい方はぜひこちらをご覧ください。



 

UAVレーザーとは?


「UAV」とは、Unmanned aerial vehicle の略で、無人航空機という意味です。


UAVを用いる地形の計測は、前身として有人航空機による計測があってものです。

無人航空機やドローンを用いた計測ができるようになり、危険な場所や遠くからでは捉えにくいものの計測が可能となりました。



計測を行うには、UAVにレーザー機材を搭載して飛行させます。


UAV、レーザー機材それぞれに、様々な用途に応じて造られた機材があり、それらの強み・弱みを理解して使いこなすのが我々の仕事の一つです。








 

レーザーのすすめ



1.レーザーとは


太陽光は、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7色と赤外線・紫外線の混合された光です。

この光(電磁波)が持つ波長を増幅して得た、ほぼ単一波長の光をレーザーと呼んでいます。


DVDなどの情報処理、レーザー加工、そして距離測定など、波長によって様々に利用されています。




地形計測においては、地面を反射しやすい赤外レーザー【赤外線】や、水部を透過しやすいグリーンレーザー【緑】が使用されています。


グリーンレーザー「ASTRALiTe edge」搭載のようす




グリーンレーザー機体を実際に飛ばす際、よく見ると(強い光だと目に影響を与えるため見てはいけませんが...)緑色のレーザー光がばっちり確認できます。





2.レーザーが地形を捉えると


機材からレーザー光が照射され、その照射口から地面の距離を光のはね返りにかかる時間、コースの情報、反射した素材や色による跳ね返りの強さなど...。


レーザー計測を行うと様々な情報を含んだ1点ができあがります。



この1点は機材内で算出された座標も情報として含んでいるので、その点の集合体「点群」によって3Dの地形を私たちは見ることができるのです。



また、”地形を見ること” に対して、点に含まれた情報が多種多様な見え方を私たちにもたらしてくれます。

反射強度で見た点群データ



ですので、点に含まれる情報がレーザー計測の強みのひとつとなっているのです。





少し話から逸れましたが、そんな点群の精度や正確さに一番関わってくるのがレーザースキャナー搭載の機材です。


機材によって得意・不得意は様々。


欲しいデータによって適切な機材を選ぶところから、すでに計測は始まっているということですね...!



 

ここまでお読みいただきありがとうございました!


このコラムでUAVレーザーについて少しでも知っていただけましたら幸いです。

これからも当社の機材やその強みを知っていただけるよう、現場の記録に基づいて情報発信をしていく所存です!



点に含まれた情報から見えてくる点群データについては、今後の更新をお楽しみに!



それでは!

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